劇団ひとりさん×親子100組×Story 野菜生活100の新CMに心がほぐれる

親が歌い出すと、子どもたちが静かにその声を見つめる。そして少しずつ、一緒に歌い始める――。そんな、どこか懐かしくてあたたかい光景が映し出されるCMが、まもなくテレビで放映されます。タイトルは「飲も。いっしょに。」篇。カゴメの人気飲料「野菜生活100」の新CMで、放映は2025年4月1日から全国で始まります。CMには、三児の父としても知られる劇団ひとりさんが登場。100組を超える親子とともに、AIさんの名曲「Story」を合唱しながら、日常にある“親子の絆”を静かに、けれど力強く描き出します。

30周年という節目を迎えた「野菜生活100」が伝えたいのは、特別な日ではなく“何気ない日々”こそ大切にしたいという思い。このCMでは、家庭のリビングや子どもとの何気ない会話、ふとしたふれあいの場面が、やわらかな映像でつづられています。放映前にも関わらず、すでにメイキング映像や劇団ひとりさんのコメントには注目が集まっており、公開が待ち遠しいという声も少なくありません。今回は、そんな話題の新CMについて、ひと足先にご紹介します。

CMストーリー 親子の今を、歌声にのせて描く

CMは、穏やかな表情を浮かべる劇団ひとりさんが、ゆっくりと歌い始めるシーンから始まります。その歌は、AIさんの名曲「Story」。サビの出だしにあたるフレーズに、周囲の親たちが次々と声を重ね、やがて大きな合唱へと広がっていきます。

少し下がって、親たちの列に加わる劇団ひとりさんの視線の先には、多くの子どもたちの姿。彼らを見つめるそのまなざしには、優しさと強さが同居しています。

映像には、子どもと目を合わせる親、手をつないで歩く親子、テスト勉強をしながら母親と会話する中学生の姿など、さまざまな“親子の今”が映し出されていきます。日常のワンシーンでありながら、そこには確かに愛情と絆があり、見る側の胸にじんわりと染み込むような温もりがあります。

劇団ひとりさんが、自分の子どもの髪を乾かしながら会話をする姿もあり、そんな一コマが、「親子っていいな」と素直に思わせてくれます。合唱が続く中、子どもが親に駆け寄り、親がしっかりと抱きしめ返す――。その瞬間の笑顔やまなざしが、言葉以上にメッセージを届けてくれるようです。

最後には、出演者の親子たちと劇団ひとりさんが手を振り、大歓声の中でCMはフィナーレを迎えます。

CM概要

■タイトル:野菜生活100「飲も。いっしょに。」篇(30秒・60秒)
■放映開始日:2025年4月1日(火)
■放映地域:全国
■出演:劇団ひとり
■楽曲:AI「Story」

野菜生活100「飲も。いっしょに。」篇 30秒
野菜生活100「飲も。いっしょに。」篇 60秒

劇団ひとりさんの“パパとしての姿”

撮影エピソード

CM撮影は、丘の上に親たちが集まり、その様子を子どもたちが見守るシーンから始まりました。劇団ひとりさんはその中心に立ち、穏やかな表情で合唱に参加。曇り空のなかでも、子どもたちの元気な姿が現場の空気を明るくしていたといいます。特に印象的だったのは、子役の男の子との共演シーン。室内の撮影では、劇団ひとりさんがその子の髪をドライヤーで乾かしながら、「一番乗りたい電車は?」と声をかける様子が映し出されます。カットがかかった後も、「何線なの?」と会話を続ける姿からは、本物の親子のような自然な空気が感じられました。
撮影の最後には、自分ではなく子役の男の子に拍手を贈り、ハイタッチを交わす一幕も。優しいまなざしと飾らない立ち居振る舞いが、映像にもそのまま映し出されています。

インタビュー

CMで描かれている“親子の時間”について、劇団ひとりさんはインタビューで自身の子どもとの関わり方を語っています。彼が大切にしているのは「本気で遊ぶこと」。ブロック遊びでは「自分が一番すごいものを作る」という気持ちで取り組んだり、ボウリングでは左手で勝負してハンデをつけたりするなど、大人が手加減するのではなく、同じ土俵で楽しむことを意識しているそうです。
また、自宅では「ひとりの時間はないと諦めている」とも語っており、家族とのにぎやかな日々を、前向きに受け入れている様子がうかがえます。マンションの駐車場でひと息ついてから帰宅することもあるという、どこかリアルで親しみのあるエピソードも。そんな日常の感覚が、CMの中で自然ににじみ出ていたのかもしれません。

使用楽曲「Story」について

CMに寄り添うように流れるのは、AIさんの代表曲「Story」。2005年にリリースされたこのバラードは、「ひとりじゃないから」というフレーズでも知られ、多くの人にとって心に残る一曲ではないでしょうか。卒業式や結婚式、学校の合唱など、人生のさまざまな場面で歌い継がれてきた名曲です。
今回のCMでは、その「Story」が、100組の親子による合唱という形で披露されます。プロの歌声ではなく、親と子が一緒に声を重ねることで、楽曲がもつメッセージがより身近に、よりリアルに響いてきます。特別な日ではなく、日常の中にある“誰かを想う気持ち”を描くこのCMにとって、「Story」はまさにぴったりの選曲と言えるかもしれません。

AIさん自身も、「まさかこの曲をCMで使ってもらえるなんて」と喜びを語っており、「このCMを通してたくさんの人が笑顔になってくれたら嬉しい」とコメントしています。親子の声と音楽が重なったとき、そこに生まれる“あたたかさ”が、映像全体をやさしく包み込んでいます。

AI25周年特設サイト:https://sp.universal-music.co.jp/ai/ai25th/

親子の何気ない時間に、そっと寄り添うCM

親が歌い、子どもが見つめ、やがて一緒に声を重ねる――。そんなさりげない一場面に、どれだけ深い想いが込められているのか。今回の「野菜生活100」新CMは、派手な演出に頼らず、“親子の今”というリアルで温かな時間をそっと映し出しています。
家庭の中でのふれあいや、ちょっとした会話、何気ないしぐさ。忙しい毎日の中ではつい見過ごしてしまいそうな瞬間こそが、実はかけがえのないものなのだと、このCMは改めて気づかせてくれます。

「いつか大人になる君の、その元気を、いちばんそばで守りたい。」
CMの最後に語られるこのメッセージは、野菜飲料のPRを超えて、家族や大切な人との時間を見つめ直すきっかけをくれる言葉でもあります。
4月1日の放映開始を前に、メイキング映像やインタビューを通じて伝わってきたのは、ただの“記念CM”ではない、深い想いと丁寧なものづくりの姿勢。ぜひ放映当日、テレビや動画で実際の映像を目にして、この空気感を味わってみてはいかがでしょうか。

【劇団ひとりプロフィール】

 生年月日:1977年2月2日
出身地:千葉県 血液型:A型 趣味:映画鑑賞 1993年デビュー。

2000年より「劇団ひとり」として活動。 テレビ番組などでお笑い芸人として活躍するほか、2006年には小 説家デビュー作「陰日向に咲く」がベストセラーに。自身の小説 を原作とした映画「青天の霹靂」や「浅草キッド」では監督も務 めている

「野菜生活100」について

この度、「野菜生活100 オリジナル」「野菜生活100 ベリーサラダ」「野菜生活100 マンゴーサラダ」「野 菜生活100 アップルサラダ」の定番4アイテムをリニューアル。 これまで蓄積してきた野菜と果実の組み合わせの知見、ブレンド技術を生かし、それぞれのフレーバーの個 性を引き立てながら、毎朝飲み続けたくなるような後味のすっきり感をUPさせました。 商品パッケージも、お客様のニーズに合わせて、味覚同様、フレーバーごとの個性・魅力をより感じられる デザインに刷新しました。

公式サイト:https://www.kagome.co.jp/products/brand/ys100/regular/