パナソニック『ラムダッシュPRO 6枚刃』が革新登場!驚きの深剃りと肌への優しさを体感

パナソニック株式会社は、電気シェーバーのフラッグシップライン「ラムダッシュPRO 6枚刃」シリーズに、ES-L690Uを最上位機種とする計4機種を2024年9月1日に発売します。この新モデルは、深剃りと肌へのやさしさを両立する技術革新を取り入れ、ユーザーにこれまでにないシェービング体験を提供します。特に、「ラムダッシュAIナビ」を新搭載したことによって、よりスムーズで効果的なシェービングが可能になっています。発売を控えた8月末に新製品「ラムダッシュPRO 6枚刃」の体験セッションが Panasonic Beauty OMOTESANDOにて行われました。

パナソニックシェーバー事業の歴史と実績

はじめに、パナソニック株式会社 ビューティ・パーソナルケア事業部 パーソナルビジネスユニット パーソナルブランドマネジメント部 パーソナル国内マーケティング課の田中亨氏より、メンズ理美容事業についての説明、新製品「ラムダッシュPRO 6枚刃」の製品紹介が行われました。

パナソニックのシェーバー事業は、1955年の初号機発売以来、69年にわたり進化を続け、累計出荷台数は約2.3億台に達しています。昨年のトピックとして、新たな定番となる「ラムダッシュパームイン」が発売され、4月時点で累計販売台数10万台を突破しました。この製品は、従来のシェーバーユーザーのみならず、T字剃刀ユーザーや2台目としての購入、さらにはプレゼント需要を取り込み、新たなシェービング文化を創出しています。

一方、オンライン市場の拡大や専業メーカーの台頭といった業界の変化が進む中で、パナソニックは「ひとりひとりが輝く、美しさと健やかさを、私たちの技術で」というビューティパーソナルケア事業のミッションのもと、多様なニーズに応えるための新規事業を展開し続けています。特に、長年の技術開発とモノづくりの歴史を持つ「ラムダッシュPRO」シリーズと、新たに登場した「ラムダッシュパームイン」や「マルチシェイプ」を中心に、トータルメンズビューティの実現を目指しています。

技術革新の集大成!ラムダッシュシリーズの進化と新機能

パナソニックの最新電気シェーバー「ラムダッシュPRO 6枚刃」は、ユーザーのニーズに応えるために、深剃りと肌へのやさしさを両立することを目指して開発されました。新機能として、「ラムダッシュAIナビ」を搭載し、シェービング中にヒゲの状態を検知し、最適なパワーを自動で制御するラムダッシュAI+と連動します。これにより、ヒゲが濃い部分ではオレンジ色のBOOSTモード、薄い部分では白色のSOFTモードがリアルタイムでLEDの光により表示され、ユーザーに最適なシェービング体験を提供します。

また、シェービング後にはナビモニターで結果を確認でき、これまで目に見えなかったラムダッシュAI+の効果を実感することができます。デザイン面でも、フラッグシップシェーバーとしてフォルムや手触り、素材感、耐久性を追求したものとなっております。

リニアシェーバー LAMDASH PRO 6枚刃(ES-L690U)商品紹介【パナソニック公式】

ラムダッシュの技術進化

次に、ビューティ・パーソナルケア事業部 パーソナルビジネスユニット パーソナル商品部 メンズ技術開発課の清水宏明氏より、ラムダッシュのコア技術である「刃」と「リニアモーター」の技術や開発背景など、開発者の思いを交えて語っていただきました。

ラムダッシュシリーズは、1995年に初めて発売されたリニアシェーバーから始まり、30年近くの進化を遂げてきました。清水氏も、その歴史の中でリニアモーターや刃の開発に携わり、製品と共に歩んできました。この長い歴史の中で、特に注目すべき技術的進化が2002年の「ES8093」と2011年の「ES-LV90」です。
ES8093は「世界初30度鋭角内刃」「世界最大可動全方位フローヘッド」「世界最高速ダイレクト・リニアドライブ」の3つの世界一を誇り、当時として画期的な技術を搭載していました。このシェーバーには小型化されたリニアモーターが搭載され、その開発には大変な苦労が伴い、リニアモーターをできるだけ小さくし、シェーバーヘッドに内蔵するための挑戦は大きな試練でした。

次に、2011年のES-LV90では、5枚刃が新たに採用され、肌への優しさと深剃りを両立するために刃の幅を15%ほど削減し、顔の細かい凹凸にも密着できるように設計されました。内刃は30度の鋭角ナノエッジ刃として精密に磨き上げられ、その切れ味は非常に鋭いものとなっています。さらに、外刃には60ミクロンの薄い素材を使用し、日本刀から学んだ鍛造技術を取り入れた製造プロセスが採用されています。

ラムダッシュの技術進化の中でも特筆すべきは、リニアモーターの進化です。リニアモーターは、初代モデルに比べて高さと重さが約60%も小型化されており、ストローク数も12,000から14,000に向上しています。これにより、シェーバーヘッドの軽量化が実現され、よりスムーズな動作が可能になりました。

「ラムダッシュPRO」でのシェービング体験!驚きの性能と使い心地

体験セッションの冒頭では、ビューティ・パーソナルケア事業部 国内営業統括部の内田将太氏から、ヒゲの毛流れや顔の部位ごとの生え方など、個々のヒゲタイプについての説明がありました。また、電気シェーバーの正しい使い方についても詳しくレクチャーを受けました。

体験では、新たに開発された「シェービングチェッカー」を使用し、参加者自身のヒゲの状態を診断しました。このシェービングチェッカーでは、ヒゲの本数や長さ、毛流れ、太さなどを詳細に診断でき、その後のシェービングによる処理性能を数値で確認することが可能です。

実際のシェービング体験では、ヒゲシートを使い、数回の往復で簡単にヒゲが剃れ、シートを触った感触からも確かな剃り心地を体感できました。さらに、シェーバーは剃り始めにはオレンジ色のブーストモード、ある程度剃り終えると白色のソフトモードに自動で切り替わり、LEDライトでその状態が視覚的に確認できる機能も実際に体験することができました。

シェービング体験後には、ラムダッシュPRO 6枚刃の技術に関する展示内覧が行われ、製品の技術的な側面について学ぶ貴重な機会も提供されました。

新旧ラムダッシュシリーズの刃とモーターの進化対決

最後に、ラムダッシュシリーズの新旧モデルを様々なギミックを使った比較体験が行われました。
まず、安全カミソリとラムダッシュPRO 6枚刃の肌への負担の違いとして、風船にストッキングを被せたものに刃を当てる実演が行われました。安全カミソリでは、刃が直接肌に触れるため、強く押し当てるとストッキングが破れるように、肌を傷つけやすいというリスクがあります。一方、ラムダッシュPRO 6枚刃は外刃がヒゲを取り込み、内刃がそのヒゲをカットする構造になっているため、肌を傷つけることなく安全にシェービングができるのが大きな特徴です。

ラムダッシュPRO6枚刃では、外刃に新・極薄深剃り刃が採用されており、従来モデルの3枚刃と比較しても、0.041ミリの段差を設けることで、ヒゲをしっかりと取り込みつつ、肌を守る設計になっています。また、内刃は日本刀の製法を取り入れ、30度の鋭角でナノレベルまで研ぎ澄まされた刃が採用されており、これにより深剃りが可能となり、非常に鋭いカットを実現しています。

さらに、ラムダッシュPRO6枚刃には、高速リニアモーターが搭載されており、1分間に約14000ストロークを達成します。これは従来のモデルと比較しても大幅にパワフルであり、シェービングのポテンシャルとして1分間に約8万4000回のカットアクションを実現しています。これにより、よりスムーズで効率的なシェービングが可能となりました。

もう一つの大きな特徴として、ラムダッシュPRO6枚刃の5Dヘッドが挙げられます。このヘッドは5方向に動くため、顔の凸凹した部分にもしっかりと密着し、固定ヘッドに比べて肌へのダメージを最小限に抑えながら深剃りができるようになっています。この進化により、従来モデルに比べて、より優れたフィット感と肌への優しさを実現していることがわかります。
全体として、新しいラムダッシュPRO6枚刃は、刃の構造、モーターの性能、ヘッドの動きにおいて、従来モデルに比べて大幅な進化を遂げており、より高いシェービング体験を提供しています。

新たなスタンダードを切り拓く『ラムダッシュPRO 6枚刃』の革新

パナソニックの「ラムダッシュPRO 6枚刃」は、技術的な進化を遂げ、これまでのシェービング製品とは一線を画す新しいスタンダードを打ち立てています。長年にわたり積み重ねてきた技術力と、ユーザーのニーズに応えるための革新が見事に融合したこのモデルは、深剃りの精度と肌への優しさを同時に実現しています。これからも進化し続けるラムダッシュシリーズに期待が寄せられるとともに、この最新モデルが新たなシェービング文化を築いていくことでしょう。