婦人服の縫製大手、小島衣料(岐阜県岐阜市)の子会社、(株)HLコーポレーション(東京都中央区)は、リカバリー(疲労回復)ウエアのブランド「リフランス」から、木材繊維を使った“SDGsパジャマ”など春夏向けの新商品を発売します。
商品はいずれも一般医療機器で、使用する生地や繊維には、染色工程でシリカやトルマリンなど数種類の天然鉱石の混合体「プラウシオン(R)」をコーティング(含浸)しています。それら鉱石が発する微弱な遠赤外線が、自律神経(交感神経と副交感神経)のなかでもリラックス状態に働く副交感神経に作用。着るだけで筋肉の緊張をほぐし、血流を促し、疲労回復や安眠へと導きます。
発売は2022年3月30日(水)から順次、自社ECサイトで行うほか、商品によっては東急ハンズ11店舗でも展開します。税込価格は18,700円から25,300円です。
肌にも環境にも優しい、SDGsに寄与するパジャマ
「コットンモダール半袖パジャマ」は、アパレル業界で浸透する“エシカル消費”を意識した“SDGsパジャマ”です
生地には、ブナ(木材)のパルプを原料に、環境に優しい製造工程でつくった“木材繊維”「モダール」を使用しています。「モダール」は一般的な化学繊維と異なり、「土に返る」という環境負荷の少ない、自然と共存する地球に優しい素材として知られています。繊維の特徴としても、軽くて柔らかく、抜群の肌触りで、パジャマにうってつけです。
普通のパジャマと同様に中性洗剤で、洗濯機を使って丸洗いできるので、手入れも簡単です。
商品名:コットンモダール半袖パジャマ
価格:レディース 税込24,200円、メンズ同25,300円(上下セット)
素材:綿50%、レーヨン(モダール)50%
色:カーキ、ライトネイビー
サイズ:M、L
発売日:2022年3月30日(水)
生地の工夫で通気性3.6%アップ & 生産工程でCO2を約17%削減した糸を採用
「綿麻強撚ワッフルガーゼ長袖パジャマ」は、表地は綿100%で、肌に当たる裏地に綿と麻を組み合わせた“綿麻生地”を使用。綿の吸水性と麻の通気性の良さを兼ね備えています。パジャマの生地で使用している綿は、紡績工程で出るCO2の排出量を約17%削減した糸を採用し、環境に配慮しています。
綿を強く撚(よ)った強撚糸(きょうねんし)で織った内側の綿麻生地は、従来品よりも麻の量を2%増やすなどして通気性を3.6%アップしています。生地の柔らかさとしなやかさを維持し、着心地の良さを保ちます。
凹凸の少ない適度なワッフル生地に編むことで、肌離れと肌触りの双方を実現しています。就寝中の熱を逃がさない、首元までボタンがしまるデザインなので、“寝冷え”を気にする方にオススメです。
商品名:綿麻強撚ワッフルガーゼ長袖パジャマ
価格:レディース税込24,200円、メンズ同25,300円(上下セット)
素材:綿88%、麻12%
カラー:ピンク、グリーン(レディース)、グレー、ブルー(メンズ)
サイズ:S、M、L、XL
発売日:2022年4月8日(金)
また、さらりと着られるワンピースタイプも用意。約270gで、休養にも家事をするにも動きやすい“ノンストレス”な着心地です。寝ているときだけでなく、「四六時中、リカバリーしたい」という方におすすめの一着で、休日や在宅ワークに重宝するアイテムです。
デザインは、アクセントとして胸元と両肩の後ろ側に深いタックを入れ、Aラインに仕上げています。裾に向けて広がるラインなので、気になる体型の悩みをカバーします。
商品名:綿麻強撚ワッフルガーゼ ワンピース
素材:綿88%、麻12%
カラー:ブルー、グリーン
サイズ:F(ワンサイズ)
発売日:2022年4月8日(金)
ご参考)進化するパジャマ、疲労大国ニッポンで高性能品が支持
就寝時に着用するものとしてスウェット派が約5割(LINEリサーチ調べ、2020.11発表)を占める一方、パジャマは吸水性や寝返りの打ちやすさを考慮した設計、“眠りモードへのスイッチ機能”の役割から、その良さが見直され始めています。矢野経済研究所の「2021 ホームファッションブランド」によると、ナイトウェア・ホームウェア市場は、低価格帯が重宝される一方で、高価格帯は良質な睡眠等を優先する層に人気が高く、機能性の高い商品が支持されていると言います。最近では、ITを活用した睡眠サイクルが分かる“スマート系”や、高級ガーゼを使った肌へのストレスを軽減するパジャマなど、多彩な商品が登場しています
環境の変化に左右されず、毎日スッキリ目覚めたいという人は、着るだけで簡単に疲労回復や安眠が期待できるウエアで、睡眠環境をアップデートしてみるのはいかがでしょうか。
<リフランス> https://liflance.jp/