ブライダル大手の(株)ノバレーゼは、沖縄県初進出となる婚礼施設「KIRANAH RESORT(キラナリゾート)沖縄 サザンチャペル」(沖縄県島尻郡八重瀬町)を2023年9月に開業する。
沖縄本島南部の約1万平米の土地に、チャペルと披露宴会場が一体となった複合型の結婚式場(1F建て、延べ床面積約790平米)を敷地内に新築する。
場所は海に面した高台に立つ、180度オーシャンビューの好立地で、太平洋に面した本島最南端のチャペルになる予定だ。那覇空港から車で約30分という、利便性の高さも売りにする。
建物には琉球瓦や琉球石灰岩を使うほか、やんばるの森をコンセプトにした披露宴会場を設けるなど、沖縄らしさを散りばめる。
挙式料金は税込27.5万円(飲食・ホテル等の料金別途)で、販売は今年の夏から、当社運営の全国の婚礼施設(33店舗※)とドレスショップ(21店舗)で開始する。
※今回の沖縄の施設と開業を控える和歌山の施設含む数。
自然光がたっぷり降り注ぐ幻想的なチャペル、新郎新婦越しに広がる絶景を!
海側を全面ガラス張りにするチャペルは、その景色を最大限生かすために、柱や梁(はり)など視界を遮る要素を極力なくし、天井高は最大5.5メートル設け、採光性の高い、開放的な空間に仕上げる。
施設の名称「キラナ」(サンスクリット語で「光の道筋」の意)にふさわしく、祭壇越しに自然光がふりそそぐ設計だ。 チャペルの外観は、傾斜のついた屋根が海に向けて高くなっていくデザインで、海に向かって羽ばたいていくシーンをイメージしている。
「やんばるの森」と「大航海時代の船」をイメージした2タイプのパーティー会場
バンケット(パーティー会場)は、趣の異なる2つの会場を用意。どちらの会場も海に面しているほか、天井高が約5メートルある開放的な空間だ。
一つの会場は、世界自然遺産の“やんばるの森”をコンセプトにした、木目調にしているのが特徴。壁には木のぬくもりを感じるチーク材を使用する。床には、やんばるの森の自然を表現したグラフィックと、琉球紅型の模様を融合させたオリジナルカーペットを敷くことで、自然豊かな森のような空間に仕上げる。
もう一方の会場は、壁全面に琉球石灰岩を使用する。大航海時代の船をテーマにした会場で、レトロな雰囲気の空間も特徴。床面はビンテージ感がありながら、あたたかみも感じられるダークウッドのフローリングを採用する。
オーシャンビューの開放的なラウンジ
エントランスの階段を上がっていくと、前方に海が少しずつ見えてくる設計で、ゲストの期待値を高める。
その入口を抜けると、天井高5メートルのラウンジが広がり、全方向に広がる開放的な窓からは、太平洋を一望できる。
テラスの周囲にはインフィニティプールを設置し、テラスと海の一体感を演出する。 室内にはミンサー織や琉球紅型をモチーフにデザインしたカーテンを使用するなど随所に沖縄らしさをちりばめており、南国リゾートの雰囲気の中でくつろげる。
料理は “おきなわ和牛” といった地元食材を使用する、“地産地消”のコースを提供
料理は地産地消にこだわり、新鮮な地物野菜に海産物、「おきなわ和牛」など沖縄県産の食材をふんだんに使用したフレンチのコース料理を提供。バンケットにはキッチンを併設しており、できたての料理を提供するそうだ。
URL:https://produce.novarese.jp/kiranah-resort-okinawa/southern-chapel/