日本における主要な死因の上位3つをご存知ですか?
2022年の厚生労働省の統計によれば、第1位はがんで、24.6%、第2位は心疾患で、14.8%、第3位は老衰で、11.4%とされております。 心疾患では、虚血性心疾患や心不全が主な原因とされています。これらの病気の症状は個人によって異なり、自覚症状があってもすぐに治まることもあるため、必要な症状が出ているときに心電図を取ることは非常に難しいとされています。
このたび、株式会社ココロミルが、バスケットボール選手の睡眠とパフォーマンスの相関性を可視化するほか、心房細動などの心疾患の早期発見により、選手寿命を延伸できるよう3人制プロバスケットボールチーム「TOKYO DIME」のメディカルチェックとしてホーム心臓ドック「kokoromil®」を導入したことを発表しました。
「kokoromil®」と「TOKYO DIVE」のタッグ!
3人制バスケットボールは、2020年東京オリンピックから正式種目として注目を集めています。最近ご結婚された大谷翔平選手の妻である田中真美子さんもやられていた種目です。そして今回、3人制バスケットボールチーム「TOKYO DIVE」が、選手の健康管理のためにホーム心臓ドック「kokoromil®」(心電計)を導入することが決定しました。この「kokoromil®」の導入により、バスケットボール選手の睡眠とパフォーマンスの関係を明らかにすると同時に、心房細動などの心疾患を早期に発見し、選手の寿命を延ばす支援を行います。
「kokoromil®」は、高性能なウェアラブル心電計を使用して、脳梗塞の原因となる不整脈を検出するだけでなく、睡眠の質やストレスの兆候を可視化することが可能です。特にスポーツ選手にとっては、日々のトレーニングだけでなく、体調管理やストレス管理が非常に重要です。定期的に「kokoromil®」を利用することで、心疾患を早期に発見できるだけでなく、睡眠の質やストレスレベルを測定し、それらがパフォーマンスにどのように影響するかを可視化できます。これにより、各選手の状態を把握しながら、最高のパフォーマンスを引き出すことが期待されています。
岡田優介さん(TOKYO DIVE代表)のコメント
高精度ウェアラブル式『kokoromil®』
こちらの「kokoromil®」という商品は、 高精度なウェアラブル心電計(以下心電計)を使い、不整脈や睡眠時無呼吸症候群 (SAS)、睡眠の質、そしてストレスを可視化するサービスです。過去には健康診断などでは見逃されていた心疾患患者が、被験者の40%以上で発見されたとのことです。
「kokoromil®」は手の平サイズの心電計を胸部に装着し、心電図データを8〜24時間にわたって収集します。そのデータは専門医によって解析され、レポートが作成されます。医療機関を訪れる必要なく、手軽に医療レベルの検査を受けることが可能です。この検査では、10秒〜15秒の通常の健康診断や人間ドックでは見逃される可能性のある隠れた心疾患を発見することができます。さらに、睡眠の質やストレスを可視化し、同時に睡眠時無呼吸症候群を検知することもできます。これにより、潜在的な健康リスクに早期に対処し、生活の質を向上させることが期待されます。
「kokoromil®」の導入により、スポーツ選手たちの健康管理とパフォーマンス向上に大きな期待が寄せられています。心疾患の早期発見や睡眠・ストレスの管理によって、選手たちはより安心して競技に集中できるのではないでしょうか。今後も「kokoromil®」が活用され、選手たちの健康とパフォーマンスの両面でサポートされることを期待しています。
会社名:株式会社ココロミル
事業内容:ヘルスケア及び臨床研究事業
HP:https://kokoromil.com/
このたび、『kokoromil®』をチームのメディカルチェックとして導入できることを大変嬉しく思います。3×3は、身体的にも非常に高い運動強度が求められるうえ、真夏の炎天下でのプレーもあるなど、心身ともに消耗が激しい過酷な競技です。『kokoromil®』のような革新的なデバイスの普及により、選手たちだけでなく多くの人々の命を守ることに繋がると確信しています。
導入にあたり、私も現役のプロバスケ選手として、そしてTOKYO DIMEの代表として、『kokoromil®』による測定を実際に体験しました。検査結果には、自分では気付かなかった睡眠の質の低下や日々のストレスが反映されていました。自身の健康を維持し続けることの重要性を改めて感じ、今後も継続して健康管理を行うことを決意しました。
TOKYO DIMEでは、ココロミル様と共に、選手一人ひとりが最高のパフォーマンスを発揮し続けることができるよう、健康と安全の確保に努めてまいります。