台湾、シンガポール、香港、マレーシア、そして日本というアジア太平洋圏に事業拠点を持つグローバルメディア＆テクノロジー企業グループKKCompany Technologies Inc. (以下KKCompany)の日本法人であるKKCompany Japan合同会社(以下KKCompany Japan)は、「誰でも簡単に動画をビジネスに活用できる新サービス」として、AIなど最新の技術を導入した法人向け動画共有・配信プラットフォーム『BlendVision One』を6月21日(水)より販売・サービス提供を開始しました。開始同日に行われたオンラインによる記者発表会では、本プロダクトの詳細や業界別でのおすすめ活用シーンが紹介されました。
■高い技術と実績を持つKKCompan
KKCompanyは2004年の創業以来、最先端のITメディアテクノロジー、クラウドやAI 技術を活用して、KKBOX音楽配信事業、動画・ライブ配信ソリューション「BlendVision」を展開するマルチメディア事業、クラウドDX推進事業など、多様なビジネスをワールドワイドに展開しています。そして、KKCompany JapanはKKCompanyの日本法人であり、日本国内では現在、音楽配信事業と、本プロダクトに関わるマルチメディア事業の2つの事業を展開中です。B2B向けマルチメディア事業ではこれまで、大規模配信事業者を中心に動画配信プラットフォームをカスタムメイド的に開発、サービスを提供してきました。テレビ朝日公式コンテンツサイト「TELASA」やJ:COMインターネット動画配信サービス「J:COMオンデマンド」など、2016年から放送業界やOTT業界(ネット利用やコンテンツ配信業界)、特に数百万人規模の動画配信を生業としている大手配信事業者等、仕様要求レベルが高い事業者向けに極めて高いSLA(サービスレベル)水準で、動画配信ソリューションをカスタムメイド仕様にて構築・提供しています。そのビッグデータにより、精度の高いレコメンドエンジン構築や様々な動画処理のためのAI活用にも注力しています。また、日本・台湾・アジア太平洋圏において高品質なグローバルプロダクトを創り上げる高い技術力とそれを求め支えるグローバル顧客需要がKKCompanyのビジネス基盤であり、そのグローバルでの相乗効果「グローバルシナジー」がKKCompanyの強みとなっています。その強みであるグローバルシナジー、そしてこれまで培ってきた大規模ストリーミング、クラウド、そしてAI 技術をバックボーンとして、一般企業における社内外コミュニケーションのさらなるパラダイムシフトを推進すべく、新たなプロダクトとして動画配信プラットフォーム 『BlendVision One』のグローバル販売が開始されました。
■法人における動画活用のニーズ
昨今のSNSなどを通じての動画配信・視聴により、様々な動画を通じたコミュニケーションがあらゆる場面で急速に広まり、ビジネスにおいても動画を使った社内・社外でのコミュニケーションのニーズは年々高まっています。そして、企業が動画を活用する場合、既存のウェブ会議システムや一般消費者向けの動画共有サービスなどを利用して動画を配信するような状況も増えていますが、画質、大規模配信時の安定性、また社外秘情報や限られた視聴者のみへの配信、コンテンツ保護が求められるような秘匿性の高い配信を行う上で、それらのウェブ会議システムや動画共有サービスでは課題がありました。『BlendVision One』はそれらの課題に対応。これまで培ってきた開発、提供してきた大規模配信技術、クラウド・AI技術を活用した動画配信ソリューションを、一般企業や官公庁などがより“簡単”かつ“安全”にコンテンツを社内・社外に配信できるよう再設計された月額課金型のクラウドSaaS(Software as a Service)プラットフォームとなっています。
■『BlendVision One』の特徴
・ 動画共有・配信に必要な機能が含まれたオールインワン・パッケージ 『BlendVision One』は、動画・ライブ配信に必要な様々な機能や、企業に求められるセキュリティ性・秘匿性を確保できる機能等をオールインワン・パッケージにて提供。特に、企業が求めるセキュリティ性・秘匿性に対応し、視聴制御、デジタル著作権管理(DRM)等のコンテンツ保護機能が充実しています。また、AIの技術により高画質を維持したまま画像を圧縮し、配信帯域幅やストレージコストの節約を可能に。ライブ配信においては、業界最高クラスの3秒以内という超低遅延ライブ配信でリアルタイム性を追求しています。
・ 動画配信専門家でなくても簡単にかつ直感的に操作できるUI/UX設計
セキュリティ性・秘匿性など多くの機能を、業界最新鋭のUI/UXによって直感的な使いやすさとわかりやすいデザインにて提供。ITリテラシーがそれほど高くない配信業務の担当者であっても、より簡単にクイックな設定や利用が可能です。
～動画ファイルのアップロードは5ステップで完了～
1：動画ファイルの選択
2：プロファイルセットはオススメ設定のままでOK
3：アップロード～エンコード(圧縮変換)
4：視聴用リンクの共有
5：動画配信～視聴開始
・ デジタル著作権管理(DRM)をはじめとした高度なコンテンツ保護機能
～セキュリティ設定も追加の3ステップ～
1：DRM有効化(デジタル著作権管理)
2：非公開設定(視聴者、デバイス数制限)
3：視聴地域制限
・ ユーザーの配信規模、ニーズに合わせた4つの料金プラン
幅広く多くの企業ユーザーが気軽に活用できるよう活用頻度や配信ボリュームに応じて、4つの料金プランを用意。
・ライトプラン(50,000円／月)
・ベーシックプラン(100,000円／月)
・プラスプラン(200,000円／月) それ以上の利用に向けた個別カスタマイズが可能なエンタープライズプラン(価格応相談)
※初期費用無料。いずれも税抜価格。
■『BlendVision One』おすすめ活用シーン
＜想定ユーザー＞
金融、医薬品、流通・小売、外食、教育、建築・建設、製造業などあらゆる業界
＜社内コミュニケーション＞
▽情報共有
・多拠点オフィス間での社内情報共有・配信
・社内イベントのライブ配信
▽研修・教育
・社員向けコミュニケーション用サイトでの研修動画共有・配信
・トレーニング動画共有・配信
・商品情報、マニュアル等の動画コンテンツ共有・配信
＜社外コミュニケーション＞
▽営業支援・マーケティング
・既存顧客、見込顧客向けの商材紹介・説明等のオンラインセミナー
・代理店や社外パートナー向け情報共有・配信、トレーニング動画共有
▽情報共有
・株主向け情報共有・配信(株主総会、決算発表会、等)
・WEBサイト上での動画コンテンツ共有・配信(商品情報、マニュアル・取扱説明書、等)
・就活生や転職希望者向け情報共有・配信
KKCompany Japan代表のトニー・マツハシ氏は「KKCompany の強みであるグローバルスケールで磨かれた開発力や品質、これまで培ってきた大規模ストリーミング技術やクラウド技術、そしてAI技術、これらを基盤とした新たな動画共有・配信プラットフォーム『BlendVision One』のグローバル販売を開始できることを大変嬉しく思います。『BlendVision One』は、わかりやすいUIデザインと使いやすさ、強靭なセキュリティやコンテンツ保護機能など、多くの機能をオールイン・パッケージで実現しました。より多くの法人のお客様が、これまで以上に動画活用による社内外での情報共有やビジュアルコミュニケーションの活用によってビジネスを推進できるものと信じております」とコメントしています。
社内外の様々な関係性を強化していく上で、情報が伝わりやすく高い効果が狙えるビジュアルコミュニケーションや動画コンテンツ。動画活用は現在、個人においてYouTubeなどの動画コンテンツによる知見の情報伝達や共有が急速に広まっています。今後は企業においても広まっていき、ワークスタイルは変化していくと考えられます。AIの技術により高画質を実現し、使いやすさとセキュリティ性を兼ね備えた『BlendVision One』をビジネスシーンに活用してみてはいかがでしょうか。
■『BlendVsion One』 概要
・機能：ライブ配信(最高4K画質、超低遅延配信)、VOD(ビデオ・オン・デマンド、AI による高精細画像処理)、視聴制御やデジタル著作権管理(DRM)等のコンテンツ保護機能、見逃し・追っかけ再生、チャットやアンケート機能、など
HP：https://blendvision.com/ja-jp
